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ILS TOP100 Startups

THREE FEATURES - 3つの特長 -

運転特性

運転特性

運転制御が容易で、コギングレスやトルクリップなど、低振動、低騒音

高効率

高効率

96%以上という業界トップの効率で、高速回転時も高効率を維持

高出力密度

高出力密度

4kW/kg(最大出力密度:6kW/kg)と業界最高水準の定格出力密度で、軽量かつ省スペース

OUR SOLUTION - 私たちにできること -

小型航空機分野

期待できる 効果 積載重量の増大や航続距離の延伸

小型航空機分野

バッテリやモータなどの能力の限界で電動化大型ドローンの実用化が難しいが、ドローンの航続性や積載能力を2割以上改善できます。

電気自動車分野

期待できる 効果 低熱排出、高出力、強いトルク

電気自動車分野

EV車のモータの効率が80%前後から、96%超の効率でEV車の航続性を2割以上改善できます。

特殊マーケット

期待できる 効果 低振動、静粛性、省エネルギー

特殊マーケット

省エネ、低振動、静粛性モータを求めている企業へ、2割以上の省エネ、無振動、静粛性モータ提供できます。

省エネ発電機分野

期待できる 効果 低速度の風力、設備のコンパクト化

省エネ発電機分野

従来の発電機では、発電率が70%前後、発電収支分岐点に到達できないが、事業の収益性を2割以上改善できます。

ハルバッハモータ

今、弊社が取り組んでいること

テーマは、EV向けのハルバッハモータの実用化開発です。
新たに採択された福島助成金プロジェクトです。

近年社会的な課題として、小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会による「空の産業革命に向けたロードマップ2019」(2019年4月8日)によれば、2021年度においては、物流部門での離島・山間部等における荷物配送ビジネスのサービス拡大、災害対応部門での災害現場における資器材の搬送等による活動支援が喫緊の課題として認識され、事業者による利活用の目標として、2019年から試験飛行や実証実験を行い、2020年代半ば、特に2023年を目標に事業をスタート、2030年代から実用化をさらに拡大させていくことを示し、対応が求められています。
また、技術的課題、活用現場での課題としては、高ペイロード大型ドローンの普及、運用の根幹的デバイスは駆動用のモータであるが、従来品では軽量化、高効率化が充分に実現されてなく、大型ドローンは、総重量500㎏以上と定義され、「空飛ぶクルマ」はさらに1.5トン以上と視されており、それを実現させるため、最大出力100kW以上、出力効率90%以上、さらに出力密度が5kW/㎏以上という軽量化が必要とされるが、現今、必要なスペックを満たすモータは、軽量化指標である出力密度が3.5kW/kgに至っておらず、効率も85%以下と、これに答えるモータはない状況です。
このように、モータのエネルギー(熱)損失が大きい一方、飛行中にモータを強制冷却することが必須で、電気の消費量が大きいことから、社会的課題から考察しても、大積載量と長時間航行を可能とした製品の供給が求められています。

究極の省エネモータ!
業界最高水準の出力密度・出力効率の特徴をもつ、
ハルバッハモータの凄さ

本開発事業では、当社がEV向けに開発しているハルバッハモータをベースにして、モータ外形状の最適化設計を通して、更なる軽量化を実現し、平均95%以上の高出力効率を維持しながら、定格出力が65kW、最大出力が130kW、自然空冷で出力密度が6kW/kgを達成するハルバッハモータの実用化を目指します。
このモータを利用すれば、従来のモータより、ドローンの航続距離を30%~40%を伸ばすか、3割上の積載量を増加することが可能です。

ハルバッハモータ磁束線図

福島復興事業に採用!
環境負荷軽減に寄与するハルバッハモータのEV搭載実証
(令和5年度~6年度)

森下明平工学院大学教授が先駆けにハルバッハ配列に基づき、最大出力効率を得られるハルバッハモータを開発し、鉄心が不要で小型軽量化が可能な「次世代型ハルバッハモータ(永久磁石をハルバッハ配列に基づき配置した高効率モータ)」のEV搭載実証を行い、環境負荷の軽減(1充電あたりの走行距離伸長)を実現しようとしています。

ハルバッハモータ
主な機能機能説明
①業界最高の平均出力効率全ての回転速度行域において平均97%以上の出力効率を達成
②業界最高水準の軽量化業界同類モータに比べ、約2割の軽量化を実現
③高速時の強いトルク供給高速時でも、回転速度に影響されず、安定化した強いトルクを提供